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DESIGN

デザインの骨格を知ること

  • ARTICLE - No.32
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Posted by Keisuke Aratsu
POP1280

デザイン、って一口で言っても今やカバーする範囲が広すぎてまるで便利な横文字になってしまっているけど、デザインっていう言葉の本来の意味は「設計」だそうです。
wikiを見るとさらに細分化されていて、「狭義」と「広義」に分類されています。どちらも「計画」とか「設計」「意匠」っていう意味合いで書かれています。
横文字って本当に都合がよくて曖昧な意味で使われてしまうことも多いからこのあたり、しっかりと認識を深めていきたいものですね。
というわけで今日はデザインの骨格について書きます。デザインがなかなかうまくならないっていう人はこの記事が少しくらいはヒントになってくれるのでは?と思うのでどうぞ読んでいってくださいまし。

デザインの骨格

デザインには骨格が必要で、それをちゃんと理解することもまた必要だと最近よく意識するようになりました。
なんでかっていうと人にデザインを教える機会もずっと多くなってきて、うまく解説するとか、なんでそのデザインがいいのか悪いのかっていうのを分析するときにその骨格をよく見て判断しないと的確なフィードバックが返せないからです。
ここを怠ってしまうと上っ面だけのデザインになりがちだし、ただ作っただけのデザインになってしまうのでとてもよろしくない。
そうならないためにも、本質の部分から理解を深めていかないとなかなか理由のあるデザインにたどり着けないんだ、という結論なのであります。

骨格って?

これは結局のところ設計です。ワイヤーフレームですね。
設計にはなんでそういう構成にしたのかちゃんと意味があって、デザインを進めていくにあたってもっとも大事な情報の一つだと言えると思います。
設計に意味がないとデザインしてても目的が見えてこなくて苦戦するし、なかなか凹んだりするものです。闇が見えてくる瞬間ですね。

理由がないと設計できない

デザインには上に書いたように「狭義」と「広義」があって、設計っていうのは「広義」にあたります。詳しくはwikiをご参照あれ。
ここでは物事の目的を達成することや、物事をよりよくする、といった、それぞれの事象をゴールに導くための設計をすることが求められます。
なのでそれを達成するためにきちんと理由を持たせて「これが大事」「こっちの方が優先度が高い」「こうした方が使いやすい」「ターゲットユーザーはこういう使い方を好む」
っていう風に1つずつ意味を持たせてコンテンツを設計していくことでサイトの構造に意味が出てくるようになります。
これが分かるようになってくるとデザインの時に目を使い分けられるようになってきて、いわゆるクリエイティブな部分のデザインとその情報源である骨格を見分けられるようになってきます。「狭義」と「広義」ってことですね。
よく、デザインうまくなるためにはひたすらトレースや!!みたいな記事を見かけたりするけど正直それだけじゃダメだと思います。ちゃんと意識してればそんなことないけど、そうじゃなきゃチーンって感じですね。
ちゃんと本質に目を向けてこそいいデザインにたどり着ける!はずでございます。

骨格を知ることで正しいデザインへ導く

デザインの理由を知るとデザインの強弱や全体のバランスを見て、適切なクリエイティブをアウトプットできるようになってきます。なぜかというと設計の意図を汲んでいるからです。
一番早いのは自分で設計して、自分でデザインすることでしょうか。そうすると自分の設計のどこがダメだったかデザインしながら分かるので次の課題を見つけながら進めることができます。
設計を知ることで、なんでここはこういう効果を使ったのか。なんでこんなに強調したのか。なんでこんなに控えめにしたのか。なんでこんな仕様にしたのか。
1つずつにちゃんと意味があってそれに沿って作るということが身についてくるので、それまでなんとなしに作っていたデザインにもより深みが増してくるはずです。
そうするとどんどん理解が深まってきて、目的のあるデザインがイメージしやすくなるので作るのが早くなるし、クオリティアップに使う時間も増えるし、デザインを通したコミュニケーションが取れるようになります。
情報の組み立てに矛盾のないデザインができるからユーザーにとっても親切ですよね。
なので、正しいデザインを作るためにもその骨格を知ることが必要だと思います。

最近、特にこういう事考えるのが楽しくてもっと深いところまで考えをめぐらせていきたいなと思ってます。
デザインってもちろん技術的なところを勉強してるのも楽しいんだけど、もっと根本に位置する事の理解を高めていく事で、デザインの質ってもっとあげられると思う事が多いからです。近頃活躍しているデザイナーさんの記事とか見ててとても面白い。
今「行為のデザイン」っていう本を読んでいて、これも骨格(ここではワイヤーの事ではない)について書かれているっぽくて面白そう。まだ冒頭ですが。デザイン思考的な考えなのかな。
これからもデザインの記事ちょくちょく書いていくのでよろしくお願いします。
それではっ。

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ABOUT ME_

アラツ ケイスケ :
福岡県糟屋郡志免町在住。畑で野菜を育てて生きていきたいwebデザイナー。嫌いなものはクチャラー。1984年10月生まれ。昨年三十路デビューしました。音楽とB級映画をこよなく愛す一面、垂れ流すだけで何を聞いたか観たのか全く記憶にないこともしばしば。(大抵寝落ちしてるか、本を読んでます。)
このブログでは自分が書きたい音楽の事やデザインの事、福岡の事を好きなように書いて行くつもりです。記事掲載のご相談も受け付けますのでどうぞお気軽に。随時受け付けます。僕がバテあがってたらお返事までお時間掛かると思いますが悪しからず。

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