デザインする時に気をつけている5つの事 | POP1280
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デザインする時に気をつけている5つの事

  • ARTICLE - No.5
  • issue-2015.4.15   
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Posted by Keisuke Aratsu
POP1280

僕がデザインする時に気をつけている事を今日は紹介したいと思います。デザインといっても本来の意味は設計だから今回僕が言う事は見た目的な装飾とかそういう事についてです。そういうところのコツについて。
気をつけている事っていくつもあるんですが、特に気をつけている事を5つっていう事で書いていきます。基本的な事ですが自分に再度言い聞かせるっていう意味も含めて。

1. 下調べをする

これはどんなデザイナーさんでもきっとやっていることだと思います。自分が担当するものが分かればなるべく早くリサーチをかけて、どんなものに仕上げたらいいのか早めにイメージを固めておく。情報的なリサーチも、クリエイティブ的な意味でも下調べは大事。何の準備も無しにphotoshopやillustratorの前に座っても大抵ろくなものは出てこないです。

2. 人の話を聞く

人の話を聞く事とデザインにどんな関係が??ってなると思いますがこれはかなり大事です。ある程度デザインが固まったと思ったら誰かに見てもらう事にしてます。そして一通りデザインの意図などを説明し終わったあとにどう思うか話してもらいます。これが結構大事。
デザインのテーマや方向性は分かっていつつも最初から最後まで自分の枠の中で完結させてしまうと自分主体のデザインになってしまうのであまりいいものは出来てこない。そうなる前に自分で方向修正するという意味でも、人の話を聞かせてもらうようにしています。

3. 人のデザインを真似する

これは1の下調べにも繋がってくるんですけど、良いデザインやこれは使えそうだと思ったものを見つけたらとりあえず真似します。
人のいい所はどんどん取り入れていく事にする。自分がいいと思った事は積極的に反映していく。
ただ、丸パクリしてしまうとそれはただの模造品だし、あまり宜しくない行為なので、その時のデザインに合うように体裁を変えるなり、自分流にアレンジしてデザインします。
これって音楽でも同じですね。コピバンやっててどんどん自分のやり方が見つかって、ついにはオリジナルの曲を書き始めるみたいな。

4. メリハリをつける

これが一番難しいのかなぁなんて思います。色味だったりテキストの大きさや太さ、要素の大きさの決め方とか、これがホントに難しい。何もない所からデザインし始めると、始めは大抵スペースを埋めようとして要素を大きくしがちだし、それを意識し過ぎると今度は小さくなってしまうし、ここは結構試行錯誤して調整する事が多いです。未熟なり。
でも例えば書類を作るにしても、全て同じウェイトの書体で大きさだけ変えて作ったとするとそれはあまり見やすい書類ではないと思うけど、見出しになっている書体のウェイトを変えるとどうだろう?
とたんに見やすくなるはずです。書類作る機会が多い人は是非試してみて欲しい。

5. ほったらかす

こんな事いきなり言われても意味分かんないと思うけど、これ重要です。
ずーっとPCの前に座ってると自分が作ってるものがいいものか悪いものか分からなくなって来ます。いわゆるphotoshop症候群。
で、これで完璧!最高だ!みたいに思ってる最強デザインでも翌朝見てみるとがっかりするような一案だったりする訳です。
なのでデザインの判断が自分でつけられなくなってきたら思い切ってほったらかします。少し時間あけることにしてます。
でも、これ良いデザインだ、と思って時間をあけて、翌朝見ても吐き気のしないデザインだったらそれは自分が正しかったんだなと思うのです。

あとは適度に休憩とったりとかそんな事もするんですけど、作業に関する事で書いたのでこんな感じです。
基本的な事しか書いてないですが、そのうち誰かの役に立てばとても嬉しいです。

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アラツ ケイスケ :
福岡県糟屋郡志免町在住。畑で野菜を育てて生きていきたいwebデザイナー。嫌いなものはクチャラー。1984年10月生まれ。昨年三十路デビューしました。音楽とB級映画をこよなく愛す一面、垂れ流すだけで何を聞いたか観たのか全く記憶にないこともしばしば。(大抵寝落ちしてるか、本を読んでます。)
このブログでは自分が書きたい音楽の事やデザインの事、福岡の事を好きなように書いて行くつもりです。記事掲載のご相談も受け付けますのでどうぞお気軽に。随時受け付けます。僕がバテあがってたらお返事までお時間掛かると思いますが悪しからず。

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