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LIFE

日本人が知らない?イギリスの音楽とか映画とか食べ物について

  • ARTICLE - No.8
  • issue-2015.4.19   
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Posted by Keisuke Aratsu
POP1280

ここ日本と同じ島国であるイギリス。どうやら日本人はヨーロッパに行く際はフランスやイタリアを選んでしまうらしく、イギリスへ行く事は少ないそうです。食べ物はまずい、どんよりとしている、華やかではない。というのが一般的な理由だそう。確かにその通りかもしれない。
でも僕はそんなイギリスが大好きです。食べ物は大して美味しくもないのに、音楽を作らせると変態的にかっこいいものを作るところとかほんとサイコーだと思う。英国よ、フォーエバー。

007にはうるさい?

英国映画といえば007というくらいに僕は007が好きです。
英国人も多分に漏れず007が好きなようで、先代ジェームズ・ボンド、ピアース・ブロスナンからダニエル・クレイグへとキャストのバトンタッチが行われた際、そうとうな批判が巻き起こったそう。
彼のキャスティングを反対するウェブサイトまで立ち上がったのだからそれはもう凄い批判っぷりだったんでしょう。実際僕もピアース・ブロスナンの方が好きでした。弱そうなのに強くて、しかもちゃっかりしている感じが自分の想像するスパイ像を崩してくれました。
とはいいつつもダニエル・クレイグの007も凄くいいです。硬派な感じだけどストイックにジェームズ・ボンドを演じているしマッチョだし、かっこ良い。今は007だけがフィーチャーされがちですが彼が出演している映画は面白いものが多いです。「ドラゴン・タトゥーの女」「レイヤーケーキ」とかおすすめですね。個人的には007よりドラゴンタトゥーの方がはまり役かも?と思ってます。

ロックは労働者階級のものではない?

イギリスといえばビートルズ、だと思いますが彼らが労働者階級出身である事は有名です。
実際ビートルズ以降にも大きなムーブメントとして火をつけたパンクもまた労働者階級出身のミュージシャンによるものでした。
昔の日本でいうところの「音楽は不良のもの」っていうノリなんでしょうか。なのでイギリスでは長い間労働者階級のミュージシャンがロックアイコンとされる事が多かったようですが今はそんな事なくて、中産階級出身のミュージシャンだってたくさんいたりします。でも実は昔からそんな事実はあって、ミック・ジャガーの家がお金持ちだったとか、ジョー・ストラマーのお父さんが外交官だったとか、有名な話ですけど当時はそれを隠さないとロックバンドはできなかったんですね。イギリスの階級社会の闇を見た。といった感じか。(全然そんなことない)

国が大好きだから映画で宣伝

これはもう本当に国が大好きだそうです。とにかく自慢をしたがるらしい。
簡単に証明できるものをあげるとするなら映画。イギリス映画を見てみてください。配給会社が大手のものであるなら、ほぼ!確実にロンドン中心地の観光スポットが出て来ます。
ビッグ・ベンやロンドン・アイ、大英博物館やトラファルガー・スクエアにピカデリーサーカス、ミレニアムブリッジやロンドンブリッジなど。これでお国自慢をかねて宣伝もしているんだそう。なんと効率的。僕はそれにつられて映画を見てしまうのでまんまとその手に引っかかっているんですね。
イギリスの映画面白いからハリウッドものを減らしてもっと輸入して欲しい。お願いします。それと、ダニー・ボイルには早く「28週後」の続編を撮ってもらいたい。
オススメのイギリス映画はたくさんあるんですけど「トレインスポッティング」「28日後」「007 ワールド イズ ノット イナフ」「ディス イズ イングランド」「24アワー・パーティー・ピープル」「フーリガン」「プッシャー」「フローズンタイム」「ホットファズ」「ショーン・オブ・ザ・デッド」「リトルダンサー」「アバウトタイム」など。きりがないのでこの辺にしておきます。アバウトタイムについてはこちらのエントリーもどうぞ。

食べ物がまずい

まずい。正しく言えばまずかった。100歩譲ったとしてもうまいとは言えなかった。くらいには美味しくなかった。です。
中心地ではその限りではないらしく、ちゃんとお金を払えば美味しいものは食べれるみたいですが、はっきり行ってイギリスは食費が高いのでどこからがイギリスで言う所の高い、になるのかが分かりませんでした。
自分にとってはその時入ったレストランも十分高かったぜ。過ぎた事は仕方ない。それも含めてイギリスが好きだ。

て感じでそもそも需要の少ないイギリスについて書きましたが以上です。
僕がイギリスが好きだからこれでいいんです。絶対また行きたい。
ラフトレード行きたいです。

coverphoto by anthony kelly

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アラツ ケイスケ :
福岡県糟屋郡志免町在住。畑で野菜を育てて生きていきたいwebデザイナー。嫌いなものはクチャラー。1984年10月生まれ。昨年三十路デビューしました。音楽とB級映画をこよなく愛す一面、垂れ流すだけで何を聞いたか観たのか全く記憶にないこともしばしば。(大抵寝落ちしてるか、本を読んでます。)
このブログでは自分が書きたい音楽の事やデザインの事、福岡の事を好きなように書いて行くつもりです。記事掲載のご相談も受け付けますのでどうぞお気軽に。随時受け付けます。僕がバテあがってたらお返事までお時間掛かると思いますが悪しからず。

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