MUSIC
Lonelady / Hinterland
- ARTICLE - No.4
- issue-2015.4.5
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Posted by Keisuke Aratsu
POP1280
マンチェスターの才女、Loneladyの2ndアルバム。ずっと楽しみにしててようやく聞けました。
先行シングルのGroove it outを聞いた時に、尖っててかっこいいと思ったから絶対アルバム買おうと思い楽しみにしていました。
通して何回も聞きましたが、感想としては100点満点中、65点くらいかなぁという感じ。ちょっと期待値が高すぎた。
というのもジョン・ライドンやWARP創設者のスティーブ・ベケットも惚れ込んだ才能っていうコピーがあったから相当に期待していて、
さらにはポストパンクやニューウェーブっていうキーワードを出されるとソワソワせずには入られなかったんだけど、
いざ聞いてみたら正直、うん。。って感じ。才女って言われるのも分かるけどアルバムとしては可もなく不可もなくっていうのが感想。(やっぱり期待し過ぎてた。Joy divisionが好きだからニューウェーブとかマンチェスターとか言われると嫌でも期待してしまう。)
とはいいつつ、内容としては80’sを彷彿とさせるタイトで反復するドラムが好印象。これは凄く気持ちいいし、最高って感じがします。
ただ、全体で見渡すとやっぱり65点ていう感じが拭えません。多分原因はGroove it outの出来にあると思いますが。この曲がかっこ良すぎるせいだと思う。
さっきからGroove it outばかり褒めてますが、6曲目のSilveringには緊張感があるし、7曲目のfeelはいかにもイギリスな湿っぽさと静かさがあっていい。
後半は凄く好きだからこのくらいの流れが前半にもあればもっと良かったかも。前半は完全にGroove it outの一人勝ち。
という訳で、悪くはないけど凄くいいわけでもないので勝手に採点して65点という感じです。
もっと聞き込んでいけば印象変わるかもしれぬが。かっこ悪いわけではないので。